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2020年4月10日新型コロナウイルス感染予防における診療体制

こんにちは。今日も良い天気でしたね。ビオラもチューリップも元気に可愛い花を咲かせています。

新型コロナウイルスの院内感染予防として、待合室の人数と待ち時間を出来るだけ減らすために、同じ時間帯の予約枠を減らすことにしました。また、待合室の状況により、海・森の待合室以外にもう2つある特別診察個室にご案内するようにします。それでも患者さんが多い場合は「呼び出しコール」をお渡しして、駐車場でお待ち頂くようお勧めします。

慢性疾患(喘息・花粉症・便秘・食物アレルギーなど)の定期受診に関しては、症状が安定している限り、親御さんのみの受診もお受けいたします。電話再診などの非接触型の診療方法も検討していますので、施行可能になれば改めてお伝えします。ただ、急性疾患は患者さんとの対面診察が必要です。

急性疾患でも軽症の場合は普段より若干処方を長めにすることで、再診の必要性を減らすようにします。但し、症状の悪化時は処方薬が残っていても再受診して下さい。

予防接種や健診の際に、軽症湿疹など時間のかからないものであれば、一般診察を再受診しなくても済むように診察、処方も致します。ただ、患者さんが多い時やアレルギー相談など時間がかかる場合は、申し訳ありませんが後日に診察予約を取らせて頂きます。また、軽度の咳鼻汁など感冒様症状のある方は受付にお申し出ください。特別診察室でお待ち頂きます(必要であれば処方も行います)。土日のワクチンは一般診察が終わって室内消毒をしてからお入り頂くことになりますので、少し駐車場でお待ち頂く場合があります。

感染媒介になりうるおもちゃや絵本は、流行終息まで待合室から撤去させて頂いています。

入室時とご帰宅の際は必ず流水+石鹸または消毒液による手指消毒をお願い致します。

残念ながらPCR検査は当院では出来ません。茨城県内で検査が可能な県立衛生研究所では毎日不休で多くの検査を行っていますが、人員と設備に限りがあります。そのため、肺炎など重症な方、濃厚接触が明らかな方、高齢者などのリスクの高い方が優先になります。また、感染症指定医療機関に心配な方が多人数集中すると、最も感染しやすい場所になってしまいます(新型インフルエンザの流行時の救急病院がそうでした)。指定医療機関からは「帰国者・接触者相談センター」にご相談し、近隣の診療所からの紹介は控えて頂くようお願いがありました。子どもさんは風邪をひく頻度が高く、発熱が長引くことも珍しくありません。コロナはお子さんに感染する可能性はあるものの、重症化する頻度は非常に少なく、対症療法が中心です。親御さんのご心配は痛いほど分かるのですが、そのような理由で感冒症状の方にはご希望があっても指定医療機関への検査依頼は行えません。もちろん呼吸障害などの重症な症状の方は救急病院にご紹介いたします。

これからコロナの研究が進み、行政や医療機関の対応も変わってくるかも知れません。現時点では上記の対応とさせて頂くことを御理解頂ければ幸いです。

 

 

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