クリニック通信
2015年8月2日ナースコール
こんにちは。夏真っ盛り、庭の日日草も私もしなびています。手足口病が大流行りしていますが、2013年7月のブログ「手足口病が流行しています」が多少参考になるかもしれません。
先月、2年ぶりに唄を歌いました。以前ブログでお話しましたが(2012年5月「唄うお医者さん」)、私は筑波大学時代に「筑波フォーク村」と言う音楽(いやむしろ体育会系)サークルに所属していました。そのサークルがお年寄りOBを慰めるために年に1回「OBコンサート」と言うものを開いてくれます。現役生とは30年以上も離れた世代の人たちが集まって、固まり始めた関節を酷使しして錆びた弦を掻き鳴らし、しわがれた喉を振り絞って声を裏返しながら音を外しながら歌いまくる。そんな悪魔の饗宴のようなコンサートです。クリニックでは滑舌の悪い小さな声の私ですが、この時だけは大きな声を出すことが出来ます。但し持久力はありません、、。お世辞にもうまいとは言えませんが、久しぶりに歌うとついつい、いい気になってしまうものです。そこで、今回はやってはいけないことをやってしまいます。オリジナルソングの公開です。「うわ~っ、素人がやっちまったよ。それだけはダメでしょっ!」と言う声がコンピューター越しにいっぱい聞こえてきます。確かにスリーコードの典型的な素人フォークソングです。しかし、自分で作った曲はどんなに出来の悪いものでも可愛いものです。どうも私は自己顕示欲が強いようです。ごめんなさい。今回だけです。怖いもの・変なもの好きな人は以下の曲名をクリックしてみてくださいね。
ナースコール 前職の小児病棟で新米だった看護師さんが数年を経てベテランになって他の病棟に異動する時に送別会で贈ったものです。その後も看護師さんの結婚式にもちょくちょく呼ばれて歌いました。夜にナースコールが鳴って泣き声だけが聞こえてくる、お母さんにも少しだけ気持ちが分かるかもしれません。
看護師! ナースコールとは一転して、救急病院の荒んだ仕事を歌ったもので、ノリだけの曲です。以前ライブで歌ったものを録音したものですが、最近はもっと内容が過激になってきています。
介護士 病院と言うと医者と看護師と言うイメージですが、もっともっと色々な役職の方達がそれぞれに大事な役割を担っており、誰が欠けても病院は破たんします。介護士さんは入院患者さんの日常生活や診療の助けをしてくれます。患者さんにとって白い服の人たちはやはり緊張するもので、もっと身近な介護士さんには本音を言ってくれることがあります。その情報が助けになって診療がうまく行ったことも少なくありません。大事な大事なパートナーです。ただ、作った曲はやたらと地味です。すいません。
このHPを作って下さったエフズ・フィールド社の山崎さんが退職されました。今回のことは恐る恐る彼に相談したところ、見事にそそのかしてくれ、置き土産にこのブログでの音源公開の設定をしてくださいました。この場を借りて御礼申し上げます。今まで本当に有難うございました。お疲れ様。