クリニック通信
2016年4月10日学園の森キッズクリニック登場
こんにちは。春です。クリニック花壇にチューリップやムスカリが咲きました。インフルエンザもようやく落ち着き、少しホッとしています。
さて、昨年つくばキッズクリニックをご紹介しましたが、つくば市の皆さんに更に朗報です。小児科専門のクリニックがもう一つ開院します。「学園の森キッズクリニック」。当院から2km程の距離で、大型ショッピングセンター「コストコ」の隣に出来ました。院長は黒澤信行先生と言って金沢大学医学部から東京医科歯科大学小児科に入局し、平成12年から茨城県土浦協同病院小児科に勤務されていました。土浦協同病院小児科と言えば救命救急センターも兼ねる茨城県の小児救急中核病院で、全国でもトップクラスの実績を持っています。その中堅として約15年間に渡り活躍してきました。土浦協同病院小児科における過去5年間の当直回数は医局員の中で一番多いそうで、それだけ多くの患者さんを助けて来たことになります。専門は小児救急・集中治療とアレルギーですが、長年の経験から総合診療医としてどの分野にも精通した先生です。
黒澤先生とは一緒にお仕事をした事はありませんが、学会や救急医療委員会などで何度もお会いしています。実は結構「イケメン」なのです。私に勝るとも劣りません(→非難轟々)、、。土浦協同病院ではその端正な風貌と穏やかな人柄から「王子」と言う愛称で親しまれてきました。この顔立ちで救急の現場に颯爽と立つ姿はフジテレビの某番組ようで、さぞカッコ良かったろうなと思います。野末先生:「僕のクリニックの紹介の時(2015年9月1日「つくばキッズクリニック現る!)はそんなこと一言も言ってくれなかったじゃないですかっ!」 「いや、それは、、あの、、、うん、大丈夫。もちろん野末先生もイケメンだよ。どこかの地方の豪族の3男坊くらいの風格もあるし、、」。それ程格好いいのです(あくまで主観です)。
クリニックは大きくておしゃれです。森をイメージした木の質感で、来院されたお子さんが怪我をしないように流線形の作りになっています。自動ドアには巻き込み防止柵を設置したり、入口には雨天用に5mほど伸びる屋根(キャノピー)を設置して、お子さんを濡らさずに降車出来るような配慮もされています。診察室は一般診察室2部屋、隔離診察室2部屋、ワクチン・健診専用の非感染診察室1部屋の計5部屋あります。各部屋はプライバシーが保てるように音が漏れない構造で、来院された患者さんは診察室の中で待つため、院内感染の心配がより減らせます。医師が訪室して診察し、終了後は専属の看護師さんが残ってさらに詳しく説明してくれるシステムです。またまた、羨ましくなってきました。うちの経営が傾いて来たらスタッフ共々雇ってもらいたいものです。診療時間は9-12時、14-18時。木曜・日祝日が休診日で、土曜は午後も診療してくれます。当院は土曜は休診か午後休みですが、安心してお任せできます。
茨城県の小児科医の数は全国で最も少なく、一次医療についても例外ではありません。多くの患者さんが訪れればその分一人にかけられる診察時間も限られてしまいます。より良い診療を行うためには多くの仲間が必要です。黒澤先生の参入によりこの地域の小児医療がより充実したものになることを期待しています。
クリニックはとにかく大きく、おしゃれです。完成少し前にお邪魔しました。
入口はひさしが長く、雨天の時は車から濡れずに降りられます。
受付から一般待合室に向かうと、ホテルのような5mもある吹き抜けに不思議なライト。うちもこんな風にして見たかったなあ、、
来院された方のために専用のロッカーがあり、横にはウオーターサーバーが設置されるそうです。授乳室は住めそうなくらい広く、トイレも可愛いいです。
黒澤先生と奥さん、奥は健診ワクチン専用の待合室です。開院は私の誕生日でもある5月10日火曜日です。待ち遠しいですね。