クリニック通信

2018年10月24日風男のバタフライ

こんにちは。今日は午後から晴れてきましたね。秋の空は高く、田んぼ道ではうろこ雲の下で、たくさんのトンボやバッタが合コンに励んでいます。

今月初めに花火大会に行ってきました。今回はスタッフの慰労に桟敷席を用意しました。桟敷席には悲しい思い出があります。私はご存知の通り、最強の雨男です(13年8月「雨男、、」「雨男2、、、」16年9月「雨男再び、、」)。数年前にお店の抽選で桟敷席が当たった時は雨に見舞われ、打ち上げられた花火は厚い雲の中で淡く光るだけでした。しかし、今回の天気予報は晴れ。現地に着いてもまだ晴れています。雨男返上です。でも、開始40分で強風で中止になりました。そう言えば今年の夏休みに行った南の海も晴れましたが、風邪をひいて海に入れませんでした(18年8月「雨男、今回は、、、」)。ついに雨ばかりか風まで呼んでしまうようになってしまったか。私の雨男は進化し続けているようです。

秋と言えばスポーツです。診療日は1000歩しか歩けない私は、数年前からプールの併設されたスポーツジムに時々通っています。水泳は得意ではありません。クロールは25mを過ぎたあたりから沈んでいきます。背泳ぎでは必ずプールサイドに頭をぶつけます。平泳ぎは一向に前に進みません。そのため、スイミングスクールに行ってみました。先生が言います。「今日はバタフライをやりましょう」。「バタフライ?それってオリンピックに出る人にだけ許された泳ぎじゃないの?」。隣では小学生の子供たちがトビウオのように跳ねて行きます。上の観覧席からは大勢のお父さんやお母さんが子供たちを見守っています。クリニックの近くのスイミングスクールなので、当院に受診された方もいるでしょう。「ねえ、ママ。お兄ちゃんのそばで溺れているの青木先生じゃない?」「そうねえ、明日クリニックを受診するつもりだったけど、あの様子では休診になるかもしれないわねえ」。観覧席は高く、スイミングキャップにゴーグルをつけているので、分かりっこないとは思うのですが、自意識過剰な私はみんなに見られている気がします。その日から私は不登校になり、子供たちが来ない時間帯にこっそり行くようになりました。独学でバタフライが出来るようになるんだ。でも、誰からも教えを受けず、何も調べずに出来るような甘いものではありません。一向に上達せず、今年になって初めて手の動きと足の動きが逆だったことに気づきました。でも、それを知って尚、派手にバシャンバシャンと水しぶきを上げる割には前に進みません。プールサイドに届く前に息が切れて沈んでしまいます。

温水プールとはいえ、冷え性の私は寒いのが苦手です。今年もあと行けるのは2回か3回くらいかな。来年こそは、プールの端から端まで泳げるようになりたいものです。

 

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