クリニック通信

2020年3月26日動物たちの初めてのお散歩

こんにちは。桜が咲きましたね。道端には青い小さな花のオオイヌノフグリに代わって、フリフリのスカートをはためかせてヒメオドリコソウが咲いています。健兎はベランダのビオラ食べようと狙ってます。

        

新型コロナウイルスの感染対策のため、待合室から全てのおもちゃを撤去してしまいました。遊ぶのを楽しみにしていた子には本当に申し訳ありません。

森と海の動物たちは何処へ、、?  実は袋に入れられて、外の物置にしまわれていました。

「いつまでこんなところに押し込められてるの~?もう我慢出来ない~っ!」カニやヤドカリがハサミで袋をちょん切って出てきてしまいました。「僕も僕も~」動物たちが後に続きます。

 

「シャバだ~っ!シャバの空気はうめ~っ!」「兄貴、お勤めご苦労さんです」

「きれいな花~」「美味しそ~」「食べちゃダメ~」

 

「僕らのクリニックってこんなところなんだ」「誰もいないねえ)「はやってないねえ」

 

「ジャングル~」「野生の血が騒ぐぜ」

 

「美味しそ~」「食べちゃダメったら、第一、君たち肉食でしょ」

 

 

「自動ドアなのに乗っても開かないよ~」「休診日みたい」「つぶれたわけじゃないんだあ」

 

コロナが落ち着いたとしても、通常の感染症まで考えると本当はおもちゃや絵本を置かない方が良いのでしょう。でも、そうしたら子どもたちにとって、クリニックは怖いだけの場所になってしまいます。学校も保育園もかぜのうつりやすい場所です。でも、親御さんのお仕事や、お子さんの勉強、一人で家に籠ることで心が弱ってしまうことを考えると、行かない訳にはいきません。感染隔離と社会生活、どちらかだけを選ぶことは出来ません。難しいものです。

コロナが落ち着いたとしても、手洗いなど出来る範囲の予防はしっかり続けて行きましょう。動物たちも「も~い~くつ、寝~る~と~、、」と歌いながら1日も早く流行が落ち着くことを待っていますよ。

 

 

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