クリニック通信

2021年5月30日クリニックの動物たち、今は、、

こんにちは。暑い週末でしたね。ビオラはそろそろ引退宣言です。お疲れ様。後を継ぐのはマリーゴールド?日日草?サフィニア?それともポーチュラカ?植える時間がないのが困りものです。先日、患者さんから手作りのウサギさんをもらいました。ニコちゃん、ありがと~。早速クリニックのウサギたちと記念撮影です。自宅で健兎が羨ましがっています。

       

コロナが始まって、クリニックの絵本やおもちゃを片づけて1年が過ぎました。こどもたちの人気者だった動物たちが、暇を持て余して段ボール箱を抜け出し、こっそりクリニックに忍び込んできました。

ウサギさんはカメさんを聴診しています。

「変だねえ、胸の音が聞こえないよ~」  「だってウサギさん聴診器が耳に入ってないよ」 「僕は耳がとってもいいから、外れていても分かるのさ」 「聴診器使ってる意味ないじゃん。それに、僕、甲羅だから、、」  「診察の時はきちんと脱いで~」  「無理っ!!」

 

 

リスさんは猛獣たちの喉の診察です。

「カバ夫君は喉赤いねえ、カバ美ちゃんは扁桃腺真っ赤、トラさんはもっと大きく開けて~」 「がああ、あああ、うっ、ゲホゲホ」

 

ミーアキャットの兄弟が子どもたちの描いた絵を眺めています。

「いっぱい描いてくれたねえ」  「院長が診察後に良く眺めたり拝んだりしているよ」  「神様なのかなあ」  「神様なんだろうね」

 

 

 

 

 

 

 

 

ワンコが院長の写真を見て噂話

「どう見ても太ったよね」「開院したての頃はスタッフも気を使って、痩せてますよ~何てお世辞言ってたけど、最近はどうしようもありませんね~と言ってるそうだよ」「コロナ太りかな?」「コロナ言い訳太りだね」

 

 

 

 

 

ペンギンとアザラシも

「院長の髪の毛、やばいかな」  「開業時に若々しく見せたくて染めたんだって。その後はばれることを気にして染め続けてるらしいよ」  「でも2か月に1回しか行かないから、途中でごま塩になってる。とっくにばれてるよね」  「見栄なのかな」  「見栄でしょ」

 

 

 

ゾウの親子は海の待合室にやって来ました。

「これがうわさに聞くウイルスフィルター付陰圧強制換気装置ってやつだね」 「何だか掃除機みたいでうるさいね」 「うわあ、吸い込まれる~」  「フィルター外しちゃだめだよ」

 

 

 

みんなが森の待合室に集まりました。

「こどものクリニックなのに、絵本もおもちゃもなくなってしまって、すっかり殺風景になっちゃったね。」  「いつになったら戻って来られるんだろう、、」 「こどもたちといっぱい遊んだよね。」 「僕たちの自慢は柔らかくて、ぶつかっても痛くないことなんだけど、時が経つと肌が脆くなって破けちゃうんだ。院長が夜な夜なテープで繕ってるけど、そろそろ限界みたい。もう工場では作られなくなったので、僕たちが最後なんだ。」 「こどもたちとこのままもう遊べなくなっちゃうのかなあ、、」「さみしいね。」「さみしいね、、。」

 

コロナが落ち着いて、こどもたちと動物たちが早く会えますように。

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