クリニック通信

2024年4月28日日曜診療に新たな仲間が加わります(みどりのこどもクリニック)

こんにちは。4月なのに初夏の気温が続きますね。ビオラは春が終わってきたと勘違いして、早くも店じまいを始めています。本来は6月デビューのはずのツマグロヒョウモン蝶のこどもたちがビオラの花をモリモリ食べています。刺さないし毒もないのは分かっているけど、みんながびっくりするから奥の方で大人しくしてるんだよ。私はGWを前に今度は腰を痛めてしまいました。寄る年波~。診察室の移動にも支障を来たし、腰を曲げてよぼよぼ歩いています。その姿は90歳を超えた父そっくり。遺伝子、恐るべし!

つくば市の親御さんに朗報があります。隣々駅の「みどりの」に新しい小児科クリニックが出来ました。隣々駅とは言っても当院から10kmもありません。つくば市は車社会。「ちょっと近くに美味しいところが」と言って、10km以上の先のレストランに平気で行くのがつくば市民気質です。

「みどりのこどもクリニック」と言います。院長は多田憲正先生。ぱっと見ムーミン風です。優しそう。多田先生:「学園の森キッズクリニックの黒澤先生の時は「イケメン」とか言ってたのに、何で僕は「ムーミン」なんですか!」野末先生(つくばキッズクリニック):「いや、多田先生、大丈夫。僕の時は「地方の豪族の三男坊のような風格」なんて言われましたよ。

多田先生は茨城は土浦の出身です。専門は腎臓。東京女子医科大学、東京医科歯科大学小児科の助教(助手)を務められたとっても優秀な方です。茨城の診療に貢献したくて、その後土浦協同病院小児科長を経て開業することになりました。腎臓を専門とされる小児科の先生は近隣にはいません。検尿異常などおしっこの悩みのある方は是非受診をお勧めします。

クリニックは駅の近くでカスミスーパーが目の前。受診ついでに夕飯のお買い物も出来ます。野末先生のクリニックと似た作りで、9つの個室が診察室兼待合室です。感染症隔離においては最適で、周りの目を気にせずにお子さんと一緒にゆっくり待つことが出来ます。院長が各部屋に訪室して診察するスタイルです。先駆者の野末先生は「疲れる~」と泣き言を言ってました。腰を痛めた私にはとても出来ません。多田先生頑張れえ。予約システムは当院と同じ「時間予約」です。少なくとも当院のアンケートでは9割の方が時間予約を希望されていました。いいとこ取りです。ただ、一人にかかる診察時間は個々全く違うもの。診察状況によっては予約より若干待つことになるかもしれませんが、許してあげて下さいね(当院も)。

一番の特徴は日曜にも診療してくれる点です。当院と同じ奇数日曜午前に診療します。私は救急病院在職中に救急外来に溢れる患者さんを見てきました。診療する医療機関の殆どない日曜に発症して不安でいっぱいな方、お仕事の都合で平日に行きたくても行けない方。その方たちに僅かでも受け皿を作りたくて13年前に開業時して日曜診療を始めました。日曜診療はとても大変なので奇数週しか診療できませんでしたが、それを補うように6年後に開業したつくばキッズクリニックが偶数週の日曜をカバーしてくれるようになって、更に2020年にみらいの森キッズクリニックの永吉先生が毎週日曜診療を始めてくれ(それも午前/午後、すごい!)、そして今回のみどりのこどもクリニック。まだまだ決して多い数ではありませんが、少しづつ、少しづつ、不安な方、大変な方を受け入れる素地が出来てきそうです。よ~し、これならいつリタイアしても大丈夫、、野末・永吉・多田:「冗談じゃないよ!」早く腰を治さなければ、、

 

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