クリニック通信
2024年11月23日スポー痛の秋
こんにちは。11月も下旬、今日は暖かい良い天気でしたね。あれだけ散々暑いだのだるいだの言っていたのに、ちょっと寒くなるとポカポカが恋しくなります。夏秋の花々はビオラに置き換えられました。サンパチェンスだけが今日の陽気にほっとしたように少ない花を咲かせています。
本当は10月に投稿するはずでしたが、とにかく忙しくて書く暇がありませんでした。秋の咳鼻かぜ・喘息シーズンに加え、エネルギー充填120％のマイコプラズマ砲まで発射されてしまいました。外来は大混雑。更に今年は1000人もやれば充分かなあと思っていたインフルエンザワクチン接種が2500人を超えてしまい、加えて健診・学会シーズンです。幾つもの学校・園や市の健診、小児科学会だの医会だのアレルギー学会だので休みがなくなってしまい、気付くと11月も後半です。すっかり遅くなってしまいました。ごめんなさい。
毎年大騒ぎする秋です。体は夏の暑さですっかりだらけきっています。大騒ぎを乗り越えるべく体力を養わなければなりません。スポーツの秋。今更になって励んでみました。
まずは水泳。全身運動でこれ以上最適なスポーツはありません。ただ、困ったのは隣で子どもたちが水泳教室をやっていることです。ごぼごぼしながら泳いでいる脇を小学生がイルカのような俊敏さで抜き去っていきます。2階はお子さんを見守る親御さんたちが鈴なりです。「ねえ、ママぁ、お姉ちゃんの隣でおぼれている人がいるけど、青木先生みたい。」「そうねえ、確かに青木先生かな。溺れているように見えるけど多分泳いでいるのかもしれないね。ほら、首を上げて息を吸ってる」「本当だぁ、カメさんみたいだ、面白～い。」遠目ではばれないはずですが、妄想は膨らみます。水泳教室のない時間を選びましたが、夜しか空いていません。秋も深まると温水プールとは言え寒くなってきます。私は冷え性で足が攣りやすい体質なので、泳いでいるうちに足がピキーッとなってしまいます。これでは本当に溺れてしまう。水泳は断念しました。
次はサイクリング。実は私の趣味は自転車でお散歩。のんびり景色を眺めながら無心にペダルを漕いでいると、嫌なことも忘れてしまいます。今度は見守るお母さんもいません。霞ケ浦湖畔や筑波山のサイクリングコースを30kmほど走ってみました。30kmってすごいと思われる方、ちっちっ、本当に趣味の人たちは100kmとか鼻歌を歌いながら走っています。ただ、その30㎞が私には重荷だったようです。走った翌々日くらいから腰が痛くなってしまいました。腰が曲がってすっかりよぼよぼになって、患者さんからも「大丈夫？」と心配される始末です。
それならガーデニング。最早スポーツとは呼べなくなってしまいましたが、それなりに体を使います。スコップで穴を掘ったりプランターを運んだりしているうちに腰痛が再燃してしまい、階段もまともに降りられなくなりました。
寄る年波です。やっぱり無理は禁物、ただ、それでもやらないといけないことがあります。クリニックのクリスマスイルミネーションの飾り付けです。毎年、楽しみにしてくれる子どもたちもいます。意を決して2階に上り、痛い痛いと呻きながらエベレストの様に高い（そう見える）ベランダをまたぎ、落っこちそうになりながら半日かけて何とか設置を終えました。1階部分は後日スタッフにお任せ。ふ～っ、これで今年も何とかなったあ。点灯してみると、なんと半分電球がつきません。昨冬の厳しさに壊れてしまったようです。うわ～、何てこと、、。新しいイルミネーションを購入し、その後3日かけて何とか修復しました。
今月末には1階部分を飾り付けて完成する予定です。子どもたちの「わ～、きれい～」の言葉だけが楽しみです。来年こそは秋に入る前から体力をつけなければなりませんね。と、毎年言っています。
