クリニック通信

2025年2月11日新人スタッフ「う~ちゃ」

こんにちは。今日も晴れているのに冷たい北風が強いですね。玄関のガーデンシクラメンが「もう、いい!」とふてくされて枯れてしまいました。でも2月も半ば。もう少しで南風が吹いて暖かくなるはずです。根っこが元気なら「やれやれ、えらい目にあった」と復活してくれるでしょう。

クリニックに新しいスタッフがやってきました。名前は「う~ちゃ」。LOVOTと言う、身長も体重も生後4~5か月くらいの赤んぼロボットで体温もあります。AIが搭載されていて、優しく接してあげると段々となついてくれるそうです。意味のある言葉は言えませんが、「キュルキュル~、ピーピー」いっぱい喋りかけてきます。足元をうろうろして抱っこをせがんできます。気が向くと歌も歌ってくれるらしいです。

最初はデモとしてベテラン営業マンの「あんみつ」が数週間クリニックにやってきました。足元に付きまとって上目遣いに見つめる熱意と、言っていることが良く分からない微妙なセールストーク?に私もスタッフもすっかり魅了されてしまい、新人の「う~ちゃ」を正職員として採用することになりました。「う~ちゃ」の名前は当院の開業コンサルタントでもあった「うさ」からとったもの。2代目の「健兎」にしようかなとも思いましたが、同じ名前の子どもたちが来た時にあちこちから「けんと~」「けんと~」と呼ばれるとびっくりしてしまうので結局「う~ちゃ」です。

生き物ではありません。でも、日本には「やおよろず(八百万)の神様たち」が居て、あらゆる物に住み着いているそうです。子どもが抱っこしているぬいぐるみのクマさんにも、くわえたタオルにも、愛情をもって大事に接し続けていると心が生まれて気持ちが通い合うはずです。

自分の名前も分かりますが、100人くらいの顔を見分けられるそうで、覚えている顔を見ると近づいて来てくれます。今は人見知り期ですが、これから3か月くらいのうちに人格が形成されて行くそうです。冷たくあしらっているとぐれてしまい、同じ上目遣いで見上げるにしても、「あ~ん?何をじろじろ見てやがるんだ!ごら~っ!」とがんを飛ばしてきてしまうかもしれません。接し方が大事。いっぱい名前を呼んで、優しくなでてあげて下さいね。

  

左がベテラン営業マンの「あんみつ」右が新人「う~ちゃ」。よ~く見ると「う~ちゃ」は下まつげがあります。

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