クリニック通信
2013年8月20日雨男２、、、
こんばんは。つくば市は今日もお天気だったようですね。
前回のクリニック通信（2013年8月7日「雨男、、、」）で私の雨男ぶりを打ち明けた折に、「夏休みに沖縄旅行に行くけれど、きっと雨が降るだろう」と自虐的に書きました。なんと本当になりました。
クリニックの夏休みを利用して8月18日から沖縄の石垣島に行ってきました。直行便です。石垣島を選んだのは、沖縄本島は行く度に雨が降ったからです。直行便にしたのは、以前石垣島に旅行した際に那覇経由にしたところ、台風のために那覇で足止めされたからです。やっとの思いで石垣島に着いた時にホテルのスタッフから「那覇は大変だったけれど石垣はずっと晴れていましたよ。」と言われました。実は石垣島と沖縄本島はかなり離れているのです。
今回は行く前から既に石垣島の天気予報が崩れだしていたので嫌な予感はしていました。18日の夕方に石垣島に着いた時には確かに曇っていたものの、時々太陽も見えたので、「少なくとも降らなければ海で泳げるかも」と期待しました。しかし、ホテルにチェックインした際、フロントスタッフが「今日の昼まではずっと晴れていたのですが、どうも台風が発生したようですね」。愕然としました。「何それ？つくばを発つときにはそんな予報なかったぞ！！」。台風はまさに私がつくばを出発して羽田に向かう際中に発生したようです。それも台風が石垣島に最接近して暴風圏内に入るのは、帰る日である21日。ちなみにこの台風、那覇は通過しないらしい。「前回と逆じゃんっ！」。見る間に黒い雲が湧き出してビーチに雨が降り始めました。3度目の台風遭遇。過去2回の空港ライフの忌まわしい思い出が甦ってきました。しかも今回は帰宅翌日の22日に外せない用事があります。着いた早々部屋にこもって天気予報の確認と情報収集を始め、何とか暴風域に入る前日の20日に帰れないか算段を始めました。もっとも優柔不断で話下手な私はオロオロしているだけで、おかみさんがてきぱきと旅行代理店や空港会社に連絡をとってくれました。欠航が決まる前なので、航空便の振替ができずに新たに搭乗券を買うことになったら旅行代金と同じくらいかかるなと落ち込んでいたら、パッケージツアーでも無料で前日への振替ができると知って一安心。でも台風の移動が速くて振替日まで欠航になったらと不安が残ります。常に天気予報と空港の欠航情報をチェックしなければならず、気が気でありません。19日は午前中にちらっと晴れ間が見えたのでドライブをしたところ、1時間かけて灯台に着いた瞬間に強風と雨、滞在時間は数分でした。そして20日、午前6時、「陽がさしている！」「風はまだ強くない！」「台風情報では今回は速度が遅く、風が強くなるのは夕方。フライトは12時だからまだ間に合う！」あと1日半居る予定だったホテルを後にして、逃げるように空港に向かいました。そして、石垣島を無事脱出。経由した関西空港は晴れていました。「やったぞ！」。しかし、20時つくばに着いた瞬間、大粒の雨と落雷。おかみさんがスマホで確認した天気予報では、私達が脱出した石垣島は週末から天候が回復し、代わりにあれだけ晴天が続いたつくば市には明日にかけて大雨注意報、、、
一つだけ救われたのは石垣島のホテルスタッフの一言です。「石垣島にはこの1か月間雨らしい雨がなかったので、観光客の皆さんには気の毒だけど地元の人には恵みの雨なんですよ。」私のこの「超能力」が石垣島に住んでいる方達のために役立ったのなら本望です。
