クリニック通信
2014年7月2日3歳になりました。
こんにちは。今日はしっかり晴れましたね。クリニック北側のプランターでは日蔭OKのトレニアやインパチェンスが自慢げに花を咲かせています。一方、日なた大好きのカリブラコアは拗ねているようです。
当院も2011年7月1日の開院からようやく3歳を迎えました。
少しは慣れたかな？いやいやまだまだ。あちこち転んだりぶつかっては泣いたり落ち込んだりを繰り返し、診療終了後にはいつもへにょへにょです。。
「風邪ですね。お薬を出しましょう。」で終わる「お薬自動販売機」のような診療だけでは親御さんの不安は拭えないと思い、少しでも役に立ちそうな説明を行い、必要な人には当院でできる範囲の検査も積極的に行うように心がけています。しかし、そのために診療時間は長くなりがちで、結果的にはお待たせする時間が長くなったり、希望する患者さん全てをお受けすることが出来ず、いつも心苦しく思っています。色々なことに不安を抱えた親御さんにも、時間に押されて充分にお答えしきれないジレンマがあります。延長しがちな診療終了時間や不規則な休日診療の負担に疲弊していくスタッフもいます。毎年同じようなことばかり言ってますね。今の診療体制のままでよいのか、「四十にして惑わず」と孔子様も仰っていましたが五十になっても迷ってばかりです。
患者さんにもスタッフにも満足してもらえるクリニックになるにはまだまだ長い道のりが必要なようです。今はただ、例え独りよがりでも自分が「良い」と思えることを行い、「それでもいいよ」と思って下さる方に来て頂くしかないのかなと思っています。
こんな頼りない院長ですが、今後もお付き合い頂ければ幸いです。
